居酒屋でもスタジオ音質!RBC iラジオ「こきざみインディアンの1杯目から」収録の裏側にある技術

こんにちは、クリックボイス沖縄の宮城です。

今回は、弊社が技術担当をしているRBC iラジオの人気番組『こきざみインディアンの1杯目から!』(毎週日曜放送)の収録現場をご紹介します。

この番組の名物は、月に一度の「居酒屋ロケ」。 美味しいお酒と料理を囲んでのトークは最高ですが、技術屋としては「狭いテーブル」「配線問題」「周囲の雑音」など、課題が山積みになりがちな現場でもあります。

しかし、クリックボイス沖縄では最新機材を導入し、「スマートかつ高音質」な収録を実現しています。

■ 次世代の収録スタイルを実現する「DJI Mic 3」

今回の収録で活躍したのが、最新のワイヤレスマイクシステム「DJI Mic 3」です。クリックボイス沖縄がこの機材を採用するのには、明確な3つの理由があります。

1. 圧倒的なコンパクトさと設置の自由度 従来のピンマイクは、衣服の中にケーブルを通すなどの準備が必要でしたが、DJI Mic 3は「5円玉サイズ」の超小型設計。強力なマグネットで衣服に「パチッ」と挟むだけで装着が完了します。 配線が一切ないため、居酒屋の狭いテーブルでも料理やドリンクの邪魔にならず、出演者の皆様もストレスフリーでトークに集中していただけます。

2. 鉄壁のバックアップ体制 ワイヤレスマイクで最も怖いのが「電波干渉による音切れ」です。しかし、このマイクは送信機(マイク本体)自体にレコーダー機能が内蔵されています。 万が一、レシーバーへの電波が途切れたとしても、マイク本体にクリアな音声が記録されているため、収録事故のリスクを限りなくゼロに抑えることができます。

3. スピーディーな展開と撤収 ケースから取り出すだけで自動的にペアリングが完了し、すぐに収録可能状態になります。限られた時間でのロケや、状況が変わりやすい現場でも、クリックボイス沖縄は「待たせない」技術提供をお約束します。

■ 失敗できない現場の守護神「Zoom F6」

居酒屋ロケのような一発勝負の現場で、クリックボイス沖縄が全幅の信頼を寄せているレコーダーが「Zoom F6」です。その理由は、過酷な環境でも最高品質の音声を担保できるスペックにあります。

1. 編集の自由度を高める「マルチトラック録音」 最大6人分の音声を、それぞれ独立したファイル(トラック)として記録しています。 例えば、誰かがトーク中にクシャミをしてしまったり、食器の音が大きく入ってしまったりした場合でも、その人のトラックだけを処理することで、他の人の話し声をクリアに残すことができます。 最終的には放送用にミックスした状態で納品しますが、バックアップとして個別の音源も確保しているため、後から「ここのバランスを直したい」というディレクターのご要望にも即座に対応可能です。

2. 音割れを防ぐ「32bitフロート録音」 居酒屋では、ひそひそ話から突然の爆笑まで、音量のダイナミックレンジが非常に広くなります。 Zoom F6は「32bitフロート」という技術に対応しており、突発的な大声でも音が割れず、逆に小さな声でもノイズに埋もれることなく録音が可能です。事前のレベル合わせに神経をすり減らすことなく、常に適正な音質をキープできます。

3. 狭小スペースでも完璧なモニタリング 本体は手のひらサイズで、学校の机一つ分のスペースがあれば設置可能です。 さらにBluetooth接続により、iPadやiPhoneを手元のモニターとして使用可能。離れた位置からでも、波形を目視して録音状況を常に監視・操作できるため、狭い居酒屋のテーブルでもスマートな運用が実現しています。

■ ディレクターへの即納体制

収録後は、すぐに編集作業に入れるよう、整音済みの2ミックス音声(LR)と、編集用のマルチデータをSDカードで納品。RBCのディレクターさんからも「編集がしやすい」と好評をいただいています。

「どんな場所でも、電源がなくても、最高の音を録る」 それがクリックボイス沖縄の強みです。

ラジオ番組はもちろん、YouTube撮影、ライブ配信など、音声に関するご相談はぜひ弊社まで!

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